【清澄白河】今日のおすすめコーヒー / ALL PRESS ESPRESSO
昨日は久々に清澄白河エリアに来たので、大好きなALL PRESS ESPRESSOを訪れました!
ニュージーランドから始まったALL PRESS ESPRESSOは、 2014年にオープンしました。当時、まだこのエリアではそこまでコーヒーが盛り上がってなかったように思います。あの長蛇の列が話題となったブルーボトルも2015年だったので、それよりも前に日本上陸をはたしてました。
個人的にビジネスライクなブルーボトルがあまり好きじゃありません。長時間待たされる上にズラッとカウンターに並んだバリスタをみてるとファストフード感が否めません。都内に何店舗もできた今、スターバックスと何が違うのかがもはや分からなくなってきました…
*あくまで個人的な意見です。
一方、ここALL PRESS ESPRESSOは、ローカルのコミュニティーに溶け込んでいて、まるでずっと昔からあったかのような雰囲気です。事実、店内でコーヒーを飲んでいても何人もの常連客らしき方たちが来店し、店員さんと親しげに話していました。
比べる必要は全然ないのですが、どうしてもロケーションが近いだけに比較してしまいます。古い倉庫をリノベーションして店舗にしている点も両店の共通点ですね。
長くなりましたが、本題のコーヒーはというと、残念ながらシングルオリジンの豆は数種類販売されているものの、その名の通りエスプレッソを主軸としている為、エスプレッソに合ったオリジナルのKIBA BLENDという種類のみでした。
いつもはハンドドリップで注文する事が多いですが、今回はICE ESPRESSO (LONG BLACK)を頂きました。
ネーミングは珍しいですが、オーストラリアやニュージーランドではエスプレッソをお湯で割った所謂「アメリカン」の事を、ロングブラックと呼びます。また、エスプレッソをスチームミルクで割ったカフェラテは、フラットホワイトと呼びます。フラットホワイトについてはミルクの割合など、微妙に違いはあるものの、あまり詳しくないので詳しい方、教えて下さい。笑
また脱線しましたが、氷の上に落としたエスプレッソを、水(お湯?)で割ったものを頂きました。マシンはLa Marzoccoでエスプレッソのクオリティーは間違いないです。なので、氷や水で割ってあっても、クレマが残っていたり、エスプレッソのコクがしっかりと感じられます。ブレンドならではの複雑な味が、とてもバランス良く口の中で広がる印象でした。たまにはエスプレッソベースのドリンクも良いですね!
店内の奥には巨大な焙煎機があり、ロースタリーとしての機能も果たしてます。隣の門前仲町にあるMONZ CAFEも確かALL PRESSの豆を使っていました。
清澄白河エリアはブルーボトルで終わるともったいないです!笑
このエリアはギャラリーやアトリエも多く、若手のアーティストが展示会やってたりするのでぶらぶらしてるだけでも面白い街です!
【代々木公園】今日のおすすめコーヒー / LITTLE NAP COFFEE ROASTERS
だいぶ前ですが代々木公園のLittle Nap Coffee Standの新店舗、Little Nap Coffee Roastersに行ってきました!
Little Nap Coffee Standは代々木公園の近くに佇むコーヒースタンドで、昔近くに住んでいた事もあり馴染みの街のスタンドという感じで近くに寄った際は必ず立ち寄ってます。
その外観もかなりイケてて、雑誌やCM等にも度々見かけます。
そんな、Little Nap Coffee Standの新店舗がオープンしたと聞いて、行かない訳がありません笑
場所は、Little Nap Coffee Standから徒歩圏内で代々木八幡駅の近くです。天然酵母のパンで有名なルヴァンの近くです。
Little Nap Coffee Roastersという名前の通り、ここは焙煎所を兼ねた店舗で、1階奥には渋いロースターが設置されてました。その近くにはターンテーブルがあり、DJブースのようになってました。ここのオーナーさんの濱田さんは音楽にも精通されてて店内のBGMもついついshazamしたくなります。笑
1階、と言うのもここは2階、3階もあって、訪れた時はステンシルアートやアパレルブランドの展示会もやってて、ギャラリースペースのような感じでした。
前置きが長くなりましたが、肝心のコーヒーはというとBrasilのCaxambu (Pulped Natural)を選んでみました。
このCaxambuは、Rubiという珍しい品種でMundo NovoとRed Catuaiという2種を掛け合わせたものです。
ハンドドリップで頂きましたが、味はココアのような、ナッツのようなどちらかというとドロっとした味が最初にきて、後から甘みが出てくるような、複雑なフレーバーでした!
個人的には最初の口当たりもまるで紅茶のような、スッキリとした華やかな味が好みで、それとは違いましたが、良い豆であるのは間違いありません。
好みどストライクではないにせよ、コーヒー以外の取り組みも含め、今後も注目したいLittle Nap Coffee Roastersでした!
【三軒茶屋】今日のおすすめコーヒー / COFFEE WRIGHTS
たまたま三軒茶屋に来たので、気になっていたCOFFEE WRIGHTSさんに来てみました!
今回選んだのはエチオピアのBERITI (ナチュラル)。イルガチェフ地域ベリッティ地区で生産された高品位な豆です。
味は、イルガチェフェらしい華やかでフローラルな印象と、いい意味でナチュラルらしくない、とても輪郭がハッキリとしたクリーンな印象を受けました。
取っ手のない、個性的なカップで出てきました。熱くて持ち方が難しいです笑
でもマットな質感と色味が店の雰囲気とも合っていていい感じ!
夏真っ盛りですが、やっぱりホットで頂いた方が味の特徴が分かるような気がします。この時期は汗との闘いですね笑
スイーツも豊富で、メロンのFRUIT TARTがまるで芸術品のようで見とれてしまいました…ただメロン苦手なんで食べれません。笑
店員さんによると、スイーツはひばりヶ丘のCOMMA COFFEEというところより仕入れているとの事。
隣のANKO BUTTER COOKIEはこの店用にオリジナルで作ってもらったみたいです!美味そう…
ホームページやインスタグラムを拝見しましたが、また行ってみたい店が増えちゃいました笑
【広島/呉】今日のおすすめコーヒー / SUBARU COFFEE 1959店
今回は都内近郊ではなく、広島県の呉市にある自家焙煎豆を販売されている老舗の昴珈琲の隣に、約5年前に開店したSUBARU COFFEE 1959店をご紹介します!
呉へは仕事で何度か訪れており、以前から気になっていたのでようやく訪れる事ができました。
旧海軍や造船の街らしく、錨のマークが可愛らしいロゴです。2階も席があり、くつろげるスペースでした。
サードウェーブではないですが、好みに合わせて選べる豆の種類も豊富で、ブレンドとストレートに分かれ、焙煎具合や味の表までメニューに書かれており選びやすいです。ストレートというのがシングルオリジンになります。
あまりにも豆の種類が多くて悩みましたが、ストレートのモカマタリⅡというイエメン産の豆をチョイスしました!
中煎ぐらいなのですが、甘みと苦味の両方が印象的な味でした。口に含んだ後に鼻からスーッと抜ける香りは華やかで、フローラルでフルーティさも感じます。
ここはドリップバッグの種類がかなり豊富で、特にカープや海軍バージョンは呉土産の定番になりつつあるそうです。
呉を訪れた際には是非!
【表参道】今日のおすすめコーヒー / KOFFEE MAMEYA
先日はあいにくの雨でしたが、TORANOMON KOFFEEのバリスタさんに教えて頂いた表参道の新店舗、KOFFEE MAMEYAを訪れました。
ここは、当初1年間限定でオープンしていた古民家を活用したOMOTESANDO KOFFEEが、期間を延長し5年間の営業をもって閉店した場所と同じ場所に、今年の1月にオープンした系列の新店舗です。
表参道の他に、京都や虎ノ門、香港にも店舗がありましたが、京都も2015年に閉店し現在は海外1店舗と虎ノ門のみでした。バリスタの方曰く、OMOTESANDO KOFFEEの屋号がついている店舗が、香港しかなくなってしまったとの事ですが、先月にはシンガポールに新店舗がオープンしたみたいです!
表参道の旧店舗時代から通っており、豆へのこだわりや味だけでなく外観や内装、オリジナルのお菓子のパッケージやコーヒーフィルターに印字した斬新なショップカードなど、センス溢れるこの店が大好きでしたが、名前を変えて同じ場所に再オープンしたと聞いて嬉しすぎます。笑
頂いたのはオーストラリアのメルボリンにあるCODE BLACKで焙煎されたNATURALプロセスのCOSTA RICA / PARTILLAです。
この豆が収穫されたTARRAZU地区にある農園 FINCA PARTILLAは、1998年に中南米を直撃したHURRICANE MITCHにより甚大な被害を被った小規模農園の再建、品質改善を支援するASOPROAAA (Asociación de Productores Agropecuarios de las Comunidades de Acosta y Aserrí)のメンバーです。
*HPはスペイン語のみのようです・・
ASOPROAAAは、品質改善に留まらず小規模農園の持続可能な経営を支援しているみたいで、こうした取り組みのお蔭で日本でもシングルオリジンの美味しい豆を楽しめるわけですね!感謝しかないです。
肝心の味はというと、濃厚でどろっとしたチョコレートのような味わいがあるかと思えば、ナチュラル特有の華やかな後味が続き、スッキリと飲めます。
フローラルな印象はあまり受けませんでしたが、鼻を抜けていく香りはフルーツを思わせるような軽やかさもあり、とっても美味しかったです!
元々OMOTESANDO KOFFEEはエスプレッソに強いイメージでしたが、KOFFEE MAMEYAではその名の通り豆の良さを引き出すべく、特徴や焙煎に合った飲み方を提案してくれます。浅煎りだけでなく、中煎りや深煎りもカバーされていて、守備範囲の広さには「さすが」の一言です。笑
店内には焙煎機らしきものも見えたのですが、提供されていた豆のリストは全て外部で焙煎されたものらしく、まだ使ってない様子でした。
外観は隠れ家的な雰囲気で最初は見つけにくいかもしれませんが、おすすめです!
【神楽坂】今日のおすすめコーヒー / WEEKENDERS COFFEE ALL RIGHT & LA KAGU
かなーり久々に更新します。今日は神楽坂方面に、お目当のスポットに行って来ました!
1軒目は倉庫を改装した外観のインパクト大のLA KAGU。セレクトショップの一角にカフェが併設されてます。
早速コーヒーを注文!ドリンクメニューよりフードの方に力入れてる感じです。女子ウケは良さそう。コーヒーは、ドリップコーヒーとだけ書かれてます。店員さんに聞くと、豆は選べないみたい…ブレンドのみで、あんまりコーヒーにはこだわってないのか…?
ブレンドか〜と思っていたところ、コーヒーレモネードというメニューが目に入り、結局それを注文。
聞けばレモネードにエスプレッソを1ショット落としたものらしい。見た目はグラデーションもあり、レモンスライスやらミントでいい感じに。(ミントは風で飛んでいっちゃいました笑)
味は、うーん、ただレモネードとエスプレッソを飲んでる感じ。相乗効果的なものはなさそう…それどころか、レモネードの酸味がエスプレッソと喧嘩してる気が…見た目重視って感じでした。
店も、外観や内装はかなりこだわりを感じますが結局雰囲気重視でコーヒーへの愛はなかったです。ガッカリ…にしても階段広すぎ笑
気を取り直して2軒目!すぐ向かいにあるWEEKENDERS COFFEE ALL RIGHTです。ここは本屋のかもめブックスとカフェが一体化したところで、ギャラリースペースなんかもありました。
残念ながらナチュラルの豆はなく、ETHIOPIAのHUNKUTE(WASHED)をチョイス。浅煎りでスッキリとした明るい酸味が特徴だそうです。
早速頂きます!
めちゃめちゃ美味いです。ナチュラルは良い意味で色んな味がそのまんま味わえますが、ウォッシュドはナチュラルにはない輪郭がハッキリとした味が出ます。まさにウォッシュドの良いところを出し切ってる、スッキリで爽やかさで軽やかな口当たりと後味でした!(お店の説明文そのまんまですが笑)
コーヒーと一緒に豆の説明も添えてあって、ありがたい気遣いですね!ここはかなりおすすめできそうです。
ロゴもいい感じ!
また行きたい!
【経堂】今日のおすすめコーヒー / FINETIME COFFEE ROASTERS
今回訪れたのは、小田急線沿いの経堂駅近くに昨年の6月にオープンしたFINETIME COFFEE ROASTERSです!
築60年という木造戸建てのご自宅をリノベーションし、FINETIME COFFEE ROASTERSはその1階にあります。
まず、入口付近に目に入るのがオレンジ色の焙煎機。ここで焙煎したコーヒーを提供されております。
ここでは様々な種類のコーヒー豆も購入できるようになっているのですが、特徴として浅煎りのものが多いようです。
今さらながら、サードウェーブには浅煎りが多いんです。
なぜ浅煎り?
昔ながらの喫茶店に行くと深煎りのコーヒーが多いですよね?コーヒー好きのおじさん世代は真っ黒でカッチカチに深煎りされた豆を好んでいるイメージです。
サードウェーブって?という方に、簡単に説明すると・・・
・直訳すると「第3の波」
・第1の波は1960年代。コーヒー文化が一般家庭にも普及した。
・第2の波は1990年頃まで。エスプレッソベースをメインとした大手チェーン店の普及。
・第3の波は1990年以降。品質の高いコーヒー豆を評価すべき!という動き。
という事で、サードウェーブは大量生産・大量消費の時代からの脱却で、コーヒー豆の品質に重きを置いている、「量より質」的な考えです。それまで、エスプレッソベースが主流となっていたので深煎りがメインでしたが、「深煎りだと豆本来の味が分かりずらい」という事で、より豆本来の特徴が出やすい浅煎りがサードウェーブの主流となりました。
今までナチュラルという生産処理方法に注目して色々なコーヒー店を紹介しておりましたが、ナチュラルの豆であっても、深煎りにしてしまうとせっかくの豆の特徴が台無しになってしまいます。いかに、焙煎過程が大切かって事が分かりますね!
話が脱線しましたが、FINETIME COFFEE ROASTERSに戻ります。最近、ナチュラルの豆に出会えてなかったのですが、運よくニカラグアのCASA BLANCAがありました!早速エアロプレスで頂きます。後から知りましたが、ここのオーナーさんはエアロプレス大会で3位入賞された実力者らしいです。
エアロプレスは、ハンドドリップやフレンチプレスとは異なり圧力をかけるので、コーヒー豆本来の味が出やすいと言われてますが、まさにその通りでした!ナチャラル+浅煎りに加え、3位入賞のエアロプレス技術で美味しくないわけがないですね。思ったより重みがある印象でしたが、フルーティーさはバッチリで、口に広がる香りが半端じゃなかったです・・・
生豆の品質・焙煎・抽出、全てにこだわっているからこその完成度の高い味でした!
ロゴのデザインも最高ですね。
そんなFINETIME COFFEE ROASTERSのコーヒー豆は、オンラインでも購入できるみたいです!
FINETIME COFFEE ROASTERS ONLINE SHOP
ありがたい!